首都圏(東京都、神奈川、千葉、埼玉)で去年1年間に販売された新築マンションの1戸あたりの平均価格は6260万円でした。これはバブル景気にあった1990年の平均価格6123万円を上回り、かつ3年連続で前年を上回りました。
この原因として、都心部の地下の上昇、工事費の上昇、さらにコロナ禍によるテレワークの普及で、自宅で過ごす時間が増加したことでマンションに対する需要が高まったことが挙げられるます。
また販売戸数は前年を23%も上回り、3万3636戸であり、2年ぶりに3万戸台に回復。契約率も73.3%と、2015年以来6年ぶりに70%を突破し、高い水準となりました。
調査会社によると、コロナ禍によって生まれた新たな需要が直ちに無くなることはなく、今後も堅調に推移するのではと予測しています。